ひとひらの願い―幕末動乱―





―いや、分かりたくない――――…




走り続けていたら、自分が向かっていた場所は、誰のとも知れない部屋の前の縁側。


その時気づいた。



―沖田さんが言った一言に、自分がショックを受けているということに……




――何で…なんだろ――…


< 30 / 98 >

この作品をシェア

pagetop