ゴーストオブアイデンティティー
何故かは言うまい。

すぐに分かる。米軍との戦いで。


「話を戻しましょう。さっき闇風と会った事があるかと聞きましたよね?」


「ん、ああ」


「ありますよ、何回も。彼女はNWOHG計画の立案者ですから」





ヤナセは、固まった。


「…………何?」

そんな重要な事実を今、ヤナセは初めて耳にした。

「まあ、ヤナセはあまり深く組織に入り込まなかったですからね…もっとも、私も詳しい事はわかりかねますが」


「…何でそれを私に言わなかったんだ?」

「何でと言われても…」


弾層をガットリング砲の下部に組み込み、初弾を送り込んだ。

「ヤナセの命、保障出来なかったからでは、理由としては駄目ですか?」

「………」

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