体育館での恋物語。
俺は手をあげ、南ちゃんのほうを向いた。



南ちゃんは手を上げる気配はない。





やっぱり南ちゃん、手あげないよね・・・。





そう思っていたそのとき、




「じゃあ上原さんと中田君でいいわねー?」




先生が言った。




えっ?だって・・南ちゃん手あげてなかったよ・・?



恐る恐る南ちゃんを見てみると、南ちゃんが手をあげていた。

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