爽やかイケめんVS男嫌い女~恋のバトル~
♦第五章
親友のため said楓
said楓
”もうあたしと関わらないで”
今にも泣きそう顔で由梨は去って行った。
「天園っ!」
あたしの名前を呼ぶ声と同時に駆け寄ってきたのは、林くんだった。
「…林くん…」
「今、由梨華が走ってた見えたけど…どうかしたのか?」
「…あー…うん。」
あたしはそう言って目を伏せる。
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親友のため said楓