狼と赤ずきん。



「えっ!?なんで!?


白杉さんって私の兄貴みたいなのがタイプだったの!?」



「いや…会ったことはないけど…、


ちょっと聞きたいことがあって…。」



「聞きたいことって!?」



「えっと…高校ってどんなところか…を…。」



二人の動きがまた止まる。


そして、プッとまた笑い出す。



「いいよいいよ、白杉さんウケルわー。


どうする?明日でもいい?」



「うん…。」





< 162 / 266 >

この作品をシェア

pagetop