First Love
7.この想いを …tomomichi
桜ちゃんの手の温もりを感じながら考えていた。



今の自分の気持ちを言うべきか。



このまま駅に着いて、別れて帰ったら…

もう一生、こんな風に歩く事もない。

そんな気がした。



先を見つめると駅前の賑わいが遠くに見える。
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