また巡りあえるまで


───。一日中ぼーっとしてて
いつの間にか放課後になっていた


「ゆき今からうちら
補習あるから待っててくれる?
帰り気分転換でオケいくじゃん!」

「うん!いくいく~待ってるね!」

二人はそういうと教室からでていった


携帯開いてみるけど着信...なし
あ~本当に終わったんだ。辛いな


「もう人生終わったな...」
....意味もなく涙が溢れだして
口に出していた


カタッ..カタッ..


え?物音がしたから後ろを
振り向いたら石川 和樹がいた。

こいつは外見も中身もチャラ男で
連絡先知ってるが関わりたくない奴


「あーいたの?なに」
涙を拭いて睨み付けた

「お前彼氏と別れたんでしょ?」
そういうとこっちに歩いてくる

な、なにこいつ人がどおゆう
気持ちかとか考えられないの?
こんな奴と話しても時間の無駄


「あんたに関係ないでしょ。
チャラい奴嫌いだし
口聞きたくないから帰るわ」

教室を出ようとしたとき
手を捕まれひきとめられた──。




< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop