また巡りあえるまで
───。一日中ぼーっとしてて
いつの間にか放課後になっていた
「ゆき今からうちら
補習あるから待っててくれる?
帰り気分転換でオケいくじゃん!」
「うん!いくいく~待ってるね!」
二人はそういうと教室からでていった
携帯開いてみるけど着信...なし
あ~本当に終わったんだ。辛いな
「もう人生終わったな...」
....意味もなく涙が溢れだして
口に出していた
カタッ..カタッ..
え?物音がしたから後ろを
振り向いたら石川 和樹がいた。
こいつは外見も中身もチャラ男で
連絡先知ってるが関わりたくない奴
「あーいたの?なに」
涙を拭いて睨み付けた
「お前彼氏と別れたんでしょ?」
そういうとこっちに歩いてくる
な、なにこいつ人がどおゆう
気持ちかとか考えられないの?
こんな奴と話しても時間の無駄
「あんたに関係ないでしょ。
チャラい奴嫌いだし
口聞きたくないから帰るわ」
教室を出ようとしたとき
手を捕まれひきとめられた──。