リアルアバター
『君の考えはなーんでもお見通しなんだよ。うふふ、君が家を覗いてるのを知ったわたしたちは逆手にとったんだよ、あははは』
こいつは俺が来るって知っていたのか…。
だからわざと裏口を…。
『でも残念だけど君にはゲームを止められないよ。何故ならクズばかりって言っただろ?彼らは欲の塊なんだ。あははは』
男は麻里の近くに腰掛けた。
『麻里…お父さんにも君の恨みを払わさせてくれないかい。』
死体を撫でながら話し掛ける男。