あたしとあなた
顧問って先生だよね


ありえないから


小説ぢゃあるまいし


ってか、小説でも
ベタすぎだよね


放課後
野球部のグラウンドに向かった


そしたら3年生の
マネージャーの人が歩いてきた


「千秋ちゃんだよね?!和田くんから聞いてるよ」


《あっ、ちなみに和田って言うのは
洋也の名字です》


「はい。監督さんいらっしゃいますか?入部届を出しに来たのですが」


「えぇ~っと監督は今ちょっと会議でいないからそこに座って待っててくれる?」


3年生の先輩は椅子を準備してくれて
一緒に座って待っていた。


ってか、先輩仕事は?


「今、千秋ちゃん。仕事ないのかよとか思ってたでしょ?!」


ごもっともです...


< 20 / 24 >

この作品をシェア

pagetop