Strawberry & Chocolate
No.29 代表委員会~小梅side
「月島さん!!どういうことですかあれは!?」
こんなことするのは一人しか思いつかない。
化学室で、なぜか綿アメを作っていた月島さんを問いただした。
「びっくりしたー。綾小路さん、何ですか急に…。あ、綿アメ食べます?」
「食べません!!質問に答えてくださいっ!私を代表委員に推したのは月島さんでしょう!?」
「おぉ。よくわかったね」
「わかりますよ!!なんであんなこと!?」
「その説明はみんなが揃ってからね」
みんなが揃ってから…!?
「失礼しまーす」
「俺、バイトあっから手短にな」
ソラと柳人が連れ立って化学室に入る。
リナはソラの後ろに隠れて未だにしかめっ面をしていた。
「すぐ済むよ。適当に座って。あ、綿アメは各自好きなだけ作って持ってていいよ」
「普通そこは紅茶とかコーヒーでしょう…」
とりあえず私も席についた。