正直者が吐いた嘘
二人で過ごして、子供が生まれて、私たちは静かに、暖かく過ごしていって、いつの間にか皺が増えて、お互い体をゆっくりとしか動かせなくなっても、


あなたは私に一度だって嘘はつかなかった。

もう迷ったりしません。

私はあなたを愛していて、あなたも私を愛してくれていた。
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