空の彼方へ
「これは…?!」
そこには幼い頃のリァリィを抱いてるアモールの姿…
「お母様の名前はね…マリアっていうの…とっても優しくてね…素敵なお母様だったの」
「リァリィ…」
「なのに…アモールだった…なんて…私の体の中にアモールの血が流れてるなんて…」
リァリィは溢れてくる涙を堪えながらロケットを見た。
それを見たレストはリァリィをそっと抱きしめた。
「悲しいよ…」
リァリィはしばらくレストに抱かれながら泣いた。