空の彼方へ
それからというもの…マリアはアモールとして世界を壊して行った。




その途中、ある国の国王と付き合うことになる。




理由は自分に騙される人間の愚かさを楽しむため…。







マリアは子供をふたりも産んでしばらくした後、自分が壊した世界が少しずつ元に戻ってきてるのを見た。






「…わ…私が壊してきた世界が…」






「お母様…?世界を壊すって…?」




「…ノア…」




マリアは20歳になった息子ノアを見た。




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