空の彼方へ
「ぐ…」
「それ!」
「ぎゃぁぁぁぁ!」
リァリィの攻撃でアモールは元の姿に戻り、その場に倒れた。
「リァリィ…リァ…リィ…私は…」
「お母様?」
「……私の方が愚かだったというのか…?」
「…世界を滅亡させなくても世界は元に戻せるんだ」
レストが言うとアモールは目を閉じながら言った。
「…そうね…リァリィ…馬鹿な母親でごめ…んね…」
「お母様!!逝かないでよ!」
泣き叫ぶリァリィをレスト達は悲しみで見ていられなかった。