空の彼方へ

世界が元に戻ったら

今…世界は少しずつ元に戻ってきている。



ティーラ・ニールストはまた医者のレンの助手としての仕事を始めた。


｢レン…私これでよかったのかな…アモールを倒しても、私の家族が帰ってきたわけじゃないし…｣


｢…いや、これでよかったんだよ、アモールがいなくなったことでこれ以上お前の家族のような犠牲者がもう出なくなるんだし｣


｢…そうだよね｣


｢ティーラ…ちょっとお願いがあるんだけど…｣


｢ん？｣


｢このまま…俺の助手としてずっと過ごして行ってくれないか？｣

｢レン…｣


ティーラはレンをじっと見つめた。



エレナ・モーランドとブローク・テルスはまた新たな町へと歩き出した。

何か人の約にたつために旅に出たふたりは少しずつ困っている人々を助けてる。

｢今頃みんな何しているかなぁ…｣