空の彼方へ
エレナがさりげなく言う。

「きっとみんな元気だよ。」

「私…ちゃんと人の役に立てるかな…?…なんか不安なんだよ…。」

「できるよ。おまえならね。」


「なんで分かるの?」

「ん…なんとなく」

「なんだよそれ」


ふたりの前にはまた別の町が見えてきた。



「え?!チェール大学に行くの?!」

アミストが驚きながらチェールを見る。


「ああ…なんかあっちから来てくれって言われたってゆうか…まぁ俺も行こうと思ってたし。だからしばらくこの村から離れるよ。」

「そ…そう…」



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