空の彼方へ
「ぅ……ここは…?」
「レスト…起きたか?」
「ああ………痛っ」
起き上がると、突然体中に酷い痛みを感じた。
「やっぱりお前も怪我してるか…」
「ねぇ…今日はもう宿で休も?怪我してちゃ何もできないし…」
アミストが言う。
「そうだな、じゃあ行くか」
「あの…みんな」
突然リァリィがみんなに言った。
「さっきは…何もできなくて…ごめんなさい…足がすくんでしまって…」
リァリィはうつむく。
「大丈夫さ、とにかく今日は休もう…体が痛くてたまらない…」
「………うん」
こうして4人は宿へと向かった。