空の彼方へ
「こんなキレイな星空も…アモールによって消されてしまうのかな…」
「そうかもな…」
「今の私じゃ…アモールを倒すどころか…天空の祭壇まで行けるかも…分からない」
「…そんなことないさ…リァリィはこれから強くなれるさ」
「そうかしら…?」
リァリィは風の吹き止まない夜の草原に寝転がった。
リァリィのまとめてある黒い髪が揺れる。
「うわぁ…すごい気持ちいい…レストもおいでよ」
「ああ」
レストはリァリィの横に寝転がると、リァリィはレストを横目で見ながら言った。