空の彼方へ
「私…今凄い不思議…今レストの隣にいるのが……」


「え?どうして?」



「だってたまたま教会で会った人と旅に出るなんて思ってなかったし…」



リァリィはまた星空を見る。


「…そうだな」





「レスト……私…」



「ん?どうした?リァリィ」


「ううん、なんでもない…ごめんね、私そろそろ眠くなってきたかも、じゃあね」


「あ…ああ…おやすみ」


リァリィは自分の部屋まで勢いよく走っていった。




「?どうしたんだろ…」



レストはまた星空を眺め始めた。


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