空の彼方へ



自分の部屋に入った途端リァリィは自分の胸に手をあてる。


「…どうして逃げてきちゃったんだろ…私…」



するとリァリィはたまたま目に入った鏡を見て驚いた。



「私…なんでこんなに顔が赤いの?…もしかして…私…レストのこと…っ」



リァリィはその場に座りこみ、両手で頬をおさえる。

「うそ…」






リァリィはその日なかなか眠ることができなかった。
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