空の彼方へ
「な…何言って…」
「…来て」
「え?」
「いいから来て!」
レストは少女に手を引っ張られ教会を飛び出した。
「ちょ!どこに連れて行く気なんだよ?!」
しかし彼女は何も言うことなくレストの手を引っ張っている。
どれくらい走っただろう。レストは何もない森の奥にまで来ていた。
「なんなんだよ……え…」
レストは目を丸くした。
彼の目の前には木と人間が一体化していて身動きのできない人間がいた。
それはあまりにも残酷すぎて、見ていられなかった。
「お兄様は…アモールによってこんな姿にされた…あなたは…あなたはこれを戻せるの?そんな…相談なんかで戻せるの?」
「ちょっと待ってよ、アモールって…この世界を救うとか言った奴じゃないか?」
「………あなたも…あなたもアモールの味方なの?許せない…そんなこと絶対に許せない!」
すると彼女は杖を持ちレストに言った。
「アモールの味方をする奴は…すべて消え去れ!!」
「こいつ…まわりが見えてない…?」
「消えろぉぉ!!」
「うわ!」
「アモールと関わりを持つ者はどんな者でも許さないわ!消え去れぇぇ!!」
「ちょ……」
レストは彼女の技をひょいとすり抜け、自分の剣を彼女に向かって勢いよくふり上げた。
「…来て」
「え?」
「いいから来て!」
レストは少女に手を引っ張られ教会を飛び出した。
「ちょ!どこに連れて行く気なんだよ?!」
しかし彼女は何も言うことなくレストの手を引っ張っている。
どれくらい走っただろう。レストは何もない森の奥にまで来ていた。
「なんなんだよ……え…」
レストは目を丸くした。
彼の目の前には木と人間が一体化していて身動きのできない人間がいた。
それはあまりにも残酷すぎて、見ていられなかった。
「お兄様は…アモールによってこんな姿にされた…あなたは…あなたはこれを戻せるの?そんな…相談なんかで戻せるの?」
「ちょっと待ってよ、アモールって…この世界を救うとか言った奴じゃないか?」
「………あなたも…あなたもアモールの味方なの?許せない…そんなこと絶対に許せない!」
すると彼女は杖を持ちレストに言った。
「アモールの味方をする奴は…すべて消え去れ!!」
「こいつ…まわりが見えてない…?」
「消えろぉぉ!!」
「うわ!」
「アモールと関わりを持つ者はどんな者でも許さないわ!消え去れぇぇ!!」
「ちょ……」
レストは彼女の技をひょいとすり抜け、自分の剣を彼女に向かって勢いよくふり上げた。