空の彼方へ
どこにでもありそうな小さな村に、レスト達はたどり着いた。


「ブローク、いる?」


ティーラが彼の名を呼ぶと、そのブロークという青年が出てきた。


ブロークは髪をかなり短く切り、ノースリーブの動きやすそうな服を着ている。

「ティーラ…どうした?」


「アモールを…一緒に倒さない?」


「へ?」


「あ、ごめん、詳しく話すね」


ティーラは彼にレスト達のことを詳しく話した。






「そうか…わかった、俺も行くよ…アモールを倒すために…」


ブロークは自分の拳を握る。

「はぁ?無理無理」


皆驚き、その声のする方へと振り向いた。


そこには27〜30くらいの女がいた。


黒いドレスのようなものを着ている。

「なんでこうゆう時にばっかり出てくるんだ?!」


「アモール様を倒す仲間が増えちゃ困るじゃない?」

「アモール…お前もアモールの仲間なんだな?!」


レストは剣を引いて構えた。

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