空の彼方へ


「私…産めるかな…」



「お前ならできるよ」


「…そうだよね」










「セイラ…ほら見て、綺麗な空でしょう…」


赤ん坊を抱いたソフィーが空を見上げている。


「世界ってこんなに綺麗なんだな…」


「どうしたの?突然」


「いや、何でも…」


「アモールは…どうして世界を駄目にするのかな…」


「さあな…とにかく世界の滅亡を阻止しないとな」


「ええ」


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