空の彼方へ
天空の祭壇へ
「ねえレスト」
町を出たと同時にリァリィは呟く。
「その天空の祭壇ってのは…どこにあると思う?」
「…空…かな」
「……そうかもしれないわね…どうやって空まで行ったらいいかしら?」
「さぁ…まぁ…このまま歩いていてもどうしようもねぇしな、近くに俺の幼なじみがいるからそこで情報集めでもするか」
「幼なじみ…近くにいるの?」
「ああ…最近逢ってない奴だからなぁ…元気かなぁ」
「いいなぁ…幼なじみがいるって…私…そうゆうのなかったから…」
「え?…リァリィ…友達とか…そうゆうのいないのか?」