空の彼方へ
「…ソフィーさんが甦るまで?」


「そうだな…ソフィーは…最期に俺に能力(ちから)をくれたんだ…」


「…?」


「―私が甦るまで…貴方は死なないでいて…―とな…ソフィーが甦ると…俺は死ぬ…」



「ディナスさんは…それでもいいの?」


「ああ…ソフィーのためなら…」


「ディナスさん、ソフィーさんのこと好きなんだね」


「え?!」


「いいなぁ…愛する人とかいて…わ…たし…」


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