空の彼方へ
「あのね、私…アモールの手下によって能力(ちから)を奪われていたの」



「…またアモールか…」



「また…?」


「アモール…私はあいつを許さねぇ…お母さんはあいつに殺された…―っ」


「セイラさん…聞いたよ…ディナスさんから全部…」


「え?」


「ソフィーさん立派だよね…」


「…―っ」


セイラは自分の涙をぬぐった。


「あいつは許さない…なぁ、私をあんた達の仲間に入ってアモールを一緒に倒してもいいか?」


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