空の彼方へ
「セイラさん…なんか言おうとした?」


「いや、何でもない…リァリィ…呼び捨てでいいから…」


「え?じゃあセイラ」


「なん…だ?」


突然セイラの前からリァリィが消えた。


「リァリィ?!」


「ははは!ルーンベルトの能力(ちから)を持つ者、今捕えたぞ」


リァリィの首に刃物を当てているのはアモールの手下のメロだった。


「こいつ!」


< 70 / 187 >

この作品をシェア

pagetop