空の彼方へ
「…よかろう…ではそこの女、来い!」


「セイラ!!」


レストが叫ぶとセイラが振り向いた。


「大丈夫だ…私は必ず戻ってくる」


「…セイラ!」


するとセイラは黒い闇に包まれ消えてしまった。



「セイラー!!」


レストが地面を叩きつけながら叫んだ。


< 72 / 187 >

この作品をシェア

pagetop