ｵﾄﾒｷﾞｷｮｳ

「ありがとう♪今度着るね！」

「俺からは腕時計だ。気にいってくれると嬉しいが……」

「可愛い～∨ありがとう、お父さん！」

「私からは料理の本よ！これを見ていっぱい作ってね！」

「うん！沢山作るね！」

「赤也からはないの？」

「俺のは家に帰ってからでいいんだよ。」

「何をあげるのかな～教えてよ～」

「なんで姉貴に言わなきゃいけないんだよ。別になんでもいいだろ！」

「ムキになっちゃって(笑)」

「うっせぇ！！優帰んぞ！！」

「あっ、ちょっと待って！みんな今日は本当にありがとう！！こんな誕生日初めてだったよ！」

「それはよかった。」

「優！早く帰んぞ！」

「わかってるよ。じゃ、またね！」





「優、これ俺から」

家に入ると赤也はﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを渡した。

「開けてもいい？」

「おう」

少女は誕生日を祝ってもらう……