オトメギキョウ
カウントダウン3日目
「優、そろそろ学校行かねぇと遅刻……は!?」
2階から降りてきた優の格好は制服ではなく、私服だった。
「サボろ!」
「はぁ?何言ってんだよ。」
「………お願い……」
「………ハァ~今日だけだからな。」
「うん!」
悲しそうな顔をする優を見て、赤也はサボることにした。
家を出たあと、二人は近くの公園に入り、ベンチに座った。
「……私ね、赤也に会えてすごくよかった。」
「いきなりどうしたんだよ。」
「……いいから聞いて……でね、私赤也に会って色んなこと学んだんだ。人を信じることもできた。だから……赤也ありがとう」
そして、優は鞄からあるものを取り出し、赤也に渡した。
「オトメギキョウの押し花?」
「うん。ありがとうを込めて作ったんだ。」
「だから、いきなりどうしたんだよ。」
「これで……最後だから……」
「……は?もしかして……」
「わ、私………!!」
優の体が光で包まれ始めた。
「優!!」
「赤也!!大好きだよ!!」
ピカッ
そして優は光とともに消えた。
少女と少年は離れ離れに……
2階から降りてきた優の格好は制服ではなく、私服だった。
「サボろ!」
「はぁ?何言ってんだよ。」
「………お願い……」
「………ハァ~今日だけだからな。」
「うん!」
悲しそうな顔をする優を見て、赤也はサボることにした。
家を出たあと、二人は近くの公園に入り、ベンチに座った。
「……私ね、赤也に会えてすごくよかった。」
「いきなりどうしたんだよ。」
「……いいから聞いて……でね、私赤也に会って色んなこと学んだんだ。人を信じることもできた。だから……赤也ありがとう」
そして、優は鞄からあるものを取り出し、赤也に渡した。
「オトメギキョウの押し花?」
「うん。ありがとうを込めて作ったんだ。」
「だから、いきなりどうしたんだよ。」
「これで……最後だから……」
「……は?もしかして……」
「わ、私………!!」
優の体が光で包まれ始めた。
「優!!」
「赤也!!大好きだよ!!」
ピカッ
そして優は光とともに消えた。
少女と少年は離れ離れに……