オトメギキョウ
「赤也~買い物行ってくるね~」

「あっ、俺も行くからちょっと待ってろ!」

「分かった~ うっ…痛い…」

「ん?優!?優!?」

優はお腹を押さえながら、倒れた。

「陣痛か!?」

そして、赤也は急いで救急車を呼んだ。

「急いで!もうすぐよ!切原さん頑張って!ひっひっふーひっひっふー」

「ひっひっふーひっひっふー」

「旦那さんも一緒に!」

「は、はい!ひっひっふー。優頑張れ!」

赤也はしっかり優の手を握り、一緒に頑張っていた。

その頃、外では美和達が無事に生まれてくることをずっと祈っていた。

~数分後~

「オギャー」

「オギャー」

「おめでとうごさいます!」

「優よく頑張ったな」

そう言って、優のおでこに軽くキスをした。

そして、優と赤ちゃん達は病室に移動し、美和達が入ってきた。

「よく頑張った!」

「おめでとう!」

「ありがとな!優。ゆっくり休め!」

赤也の言葉をきいて、優は眠ってしまった。
< 136 / 148 >

この作品をシェア

pagetop