オトメギキョウ
「ここ!!!じゃ俺いくから!!」

そう言って赤也は走って朝練にいった。

ガラッ

「失礼しま~す。今日転校してきた宮川なんですけど…」

「お~早かったな~。わしがお前さんの担任だ。クラスはD組じゃ。よろしくの~。」

私の目の前に来たのは結構年をとったおじいさん

「よろしくお願いします。」

「まだ時間があるの~」

「あっ、ここで待っててもいいですか?」

「いいぞ~。」

私はHRが始まるまで、職員室で待つことにした。

赤也side

「ヤッベェ!!遅刻だ~!!」

俺は優と別れたあと遅刻に気付いて、急いで部室まで走った。

ガチャッ!!

「お、遅れてすいません!!」

「赤也!!貴様は何回遅刻をすれば気がすむんだ!!」

この人は真田副部長。

すっげぇ厳しくて、考え方や喋り方とかが昔の人で見た目40代のおっさん(笑)

俺の苦手な人だけど、テニスで倒したいって思う1人。

「今日は事情があったんスよ!!」

「言い訳はきかん!!」

「真田。聴いてあげようよ。」

この人は幸村部長。

どこか怖くて、誰も逆らえない最強の人。

幸村部長もテニスで倒したいって思う1人。

「ムッ。幸村がそういうなら…」

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