ｵﾄﾒｷﾞｷｮｳ

合宿1日目

優と赤也は朝早くおき、集合時間より20分も早くきていた。

「赤也が遅刻しないとは珍しいのぅ。」

「何分前から来てたんですか？」

「20分前です。」

「一緒にきたの？」

「いえ。さっきそこであったんです。」

「そうなんだ。」

「赤也。遅刻しないとは偉いぞ。」

「へへっ」

赤也は人差し指で鼻の下をこすった。

「バスがきたから乗って～。席は自由だよ。」

「優～、俺の隣に座れよ！！」

「いやです。」

即答で答える優。

「ガーンΣ(Ｔ▽Ｔ;)」

「元気だせよな。」

「ｸｸｯ…ブンちゃん可哀相じゃのぅ。ほら、優こっちにきんしゃい。」

「いやです。」

またまた即答で答える優。

「ガーンΣ(Ｔ▽Ｔ;)」

「大丈夫ですか？仁王君」