冬恋
毎年12月になり、街中がXmas模様に変わり始める頃、思い出すの…


「はぁ~もう12月かぁ」何て、窓から外を見てボソッと呟いただけなのに…


「愛莉ってば、何溜め息ついてんのよ~」

って後から声をかけて来たのは、親友の菜緒


「あぁ~菜緒かぁ~」


「あぁ~菜緒か…じゃないわよ!何溜め息ばっかりついてるんよ」


「ん…何となく?」

「って私が聞いてるんだけど」
今度は菜緒が溜め息つく番だった

< 3 / 99 >

この作品をシェア

pagetop