冬恋
『おはよ』
って女の子と共に間宮くんが入って来たのだ


『おはよ、伊織朝から凄いな』


『そんなん違うよ、たまたま会っただけやん』
って席についた


『菜緒ちゃん、愛莉ちゃんおはよ』

「えっ?名前覚えてくれたの?」菜緒が嬉しそうに言うから…


『可愛い子の名前はね』何てさらっと言った


「愛莉覚えてくれてるよ」

「うん…」

『調子ええなぁ伊織』

『そう?』

『ええけどな、菜緒浮かれすぎやで』

って笑ってるけど私は笑えなかった


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