冬恋
いつものように、そこで別れると…

何故だか、間宮君が一緒の方に歩いて来るから


「何で…いるの?」

『何でって俺もこっちやねん、ん?気になる?』

「なるわけないでしょ、それに…少し離れて歩いてよね」


『何でや、方向同じやねんから、ええやん』


「…」
何も言わず先に行こうとしたら

後から、声をかけられた
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