冬恋
『そんな事あるやんか…ずっと毎年思ってたんやろ』


「うん…会いたかった…会って見たかった…だから…」


『じゃあ…』

「無理に決まってるやんか、冗談でも好きになるなやって言ってたし…」

『そんなん、話の流れやろ』

「でも…」

『でもも、何も関係ないやんけ』


「私、酷い別れ方し…」

『そんなん、わかってくれるって…って何で俺応援してるねん…』

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