冬恋
「待ってよ…1番聞きたい事…あんねん」


『はぁ~何やねん一体』

「……」

『早言えや…』
少し苛ついたように言われ…


「…覚えてる?」

『何を?』

「昔一緒に見たツリーの事?」
ストレートに聞いた


『はぁ?ツリー?ツリーってXmasツリーの事か?』

「うん」


『知らんよ、何やそれ?覚えてるっていうか、興味もないわ』
ほんまに、何やって口調で言われた…

私が黙ってると

『それだけか?聞きたかった事って』


「うん…ありがとう…それだけやから…ごめん話聞いてくれて」
私が言うと


『じゃあ行くわ』
って行ってしまった

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