冬恋
そのまま菜緒の家に行った…

1人じゃ悲しくて…辛くて


「愛莉?どうしたの?話したの?」

「うぅっ…菜緒…」

「あ愛莉早く家入りなよ」
私を部屋に通してくれ

「愛莉…聞いていいの?」

「うん…」

「間宮君と話したの?」
「うん、引越しの事謝って…ストレートにツリーの事も聞いてみたんだ…」

「で、どうだったの?」
「そんなん知らんよってツリーって何の事やって」


「嘘…でしょ?」

「ほんまやもん」

「でも…」

「いいねん、ほんまに間宮君の言うとおり今更やったんだよ」


「愛莉…いいの?」


「いいも、何も仕方ないよ…」

< 83 / 99 >

この作品をシェア

pagetop