冬恋
「だけど、いっつも囲まれてたやんか、久し振りに会った日やって…」


『あれは、付き合いやねん久し振りにこっちに戻ってきたから、みたいな』


「でも、学校でやって…」


『あれは、俺の事見て欲しかってん…ってかヤキモチ焼いて欲しかってん』

何てすまして言うから


「すごく…焼いたんやからね…ほんまに忘れたんやって…」

言い終わらないうちに、抱き締められた…

< 95 / 99 >

この作品をシェア

pagetop