仮面王子
「で、涼‥。話の続き」



いつの間にか店員はいなくなっていて、今目の前でさっきの話の続きが始まろうとしていた。


ていうか、涼くん‥

いつの間に私の隣に来たんだろう?



「えっと、名前は相沢裕子で‥」



まぁ、蕾斗も気にしてないみたいだしいっか♪



「Raitoの熱血なファンらしく‥、このあたりじゃ有名みたいだぜ?」


「裕子‥あぁ、確かそいつから大量にファンレターが来た事があったよ‥」



ん‥??



「裕子さん?」



「‥‥‥なんだよ、お前知ってんの?」



知ってる名前に思わず反応してみたけど、知り合いってわけじゃないもんね?


向こうは私の事、いやって程知ってるみたいだけど‥


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