死のメール
③Good Bey...
翌日の朝、俺と友嘉がリビングに行くと既に慶嘉が呪いを始めていた。
慣れた手つきで素早く携帯を打ち、携帯を閉じると友嘉の目をじっと見つめた。
「ママ、これで慶嘉…本物の悪魔になれるんだよね?」
「ええ、そうよ。…でも慶嘉…本当に良いの?このまま人間で居ることも出来る
んだよ?」
友嘉が慶嘉に問い掛けると慶嘉は小さく頷き、にこっと微笑んだ。
「慶嘉はママと一緒が良いんだもん。だから慶嘉、悪魔になる。」
「…ありがとう、慶嘉。」
そして慶嘉の最終決戦が始まろうとしていたのだった。
俺が幽体離脱をしようと体勢を整えると友嘉も隣で体勢を整えていた。
「今日は私も一緒に行きたい。…駄目?」
「駄目なんて言わないよ。一緒に行こう。」
「ありがと。…慶嘉、一人で大丈夫?」
「うん、平気だよ。じゃあ、いってらっしゃい。」
「「いってきます。」」
俺と友嘉は声を揃えて言うと俺は体から抜け、友嘉はそのまま空に舞い、俺たち
は学校へ向かった。
彩織が居る教室へ行ってみると、席が4つ開いていて、4つの内2つの席には
花瓶に花がさしておいてあった。
「あれ…香理と敬志の机だと思うよ。」
「…うん。…でも後二つの机は?」
「彩織のじゃない?もう一つは分からないけど…彩織は今日は休みなのかな。」
担任が出席をとっているのを聞き、彩織は休みだということがわかった。
もう一つ空いている席の生徒は彩織の双子の弟の卓哉だそうだ。
そこで俺と友嘉は彩織達の様子を見に行くことにした。
慣れた手つきで素早く携帯を打ち、携帯を閉じると友嘉の目をじっと見つめた。
「ママ、これで慶嘉…本物の悪魔になれるんだよね?」
「ええ、そうよ。…でも慶嘉…本当に良いの?このまま人間で居ることも出来る
んだよ?」
友嘉が慶嘉に問い掛けると慶嘉は小さく頷き、にこっと微笑んだ。
「慶嘉はママと一緒が良いんだもん。だから慶嘉、悪魔になる。」
「…ありがとう、慶嘉。」
そして慶嘉の最終決戦が始まろうとしていたのだった。
俺が幽体離脱をしようと体勢を整えると友嘉も隣で体勢を整えていた。
「今日は私も一緒に行きたい。…駄目?」
「駄目なんて言わないよ。一緒に行こう。」
「ありがと。…慶嘉、一人で大丈夫?」
「うん、平気だよ。じゃあ、いってらっしゃい。」
「「いってきます。」」
俺と友嘉は声を揃えて言うと俺は体から抜け、友嘉はそのまま空に舞い、俺たち
は学校へ向かった。
彩織が居る教室へ行ってみると、席が4つ開いていて、4つの内2つの席には
花瓶に花がさしておいてあった。
「あれ…香理と敬志の机だと思うよ。」
「…うん。…でも後二つの机は?」
「彩織のじゃない?もう一つは分からないけど…彩織は今日は休みなのかな。」
担任が出席をとっているのを聞き、彩織は休みだということがわかった。
もう一つ空いている席の生徒は彩織の双子の弟の卓哉だそうだ。
そこで俺と友嘉は彩織達の様子を見に行くことにした。