『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
第7節『“泣き虫家族”』
茂が“未来を知る過去の自分”を名乗る者へ空メールを送信してすぐに返事が返って来た。
返事のメールを食い入る様にして読む茂。
返信メールの内容〔ありがとう。
君がこのメールを読んで居ると言う事は、少しは俺の事を信じてくれた訳だ
なら、俺も君の期待に応えて、このメールの本題に入らせて貰うね。
まず、全てを話す前に君に覚えて置いて貰いたい事が有る。
それは…これから君が読むであろう、このメールの内容は全て“このメールを打つ俺”からしたら“未来”の話し
そして、“このメールを読む君”からしたら“もう現実で起きている事”だと言う事
これは今から君が、このメールを読むに当たって、大前提として覚えて置いて欲しい。
だが、勘違いしないで貰いたい事が有る。
それは、俺は決して“未来を予知”出来る“預言者”では無いと言う事
でも、俺にはこれから起こる出来事を“緻密な計算”から導き出す事が出来る
それは何故か…
恐らく君はそう思ってるだろうが、そんな事は俺にとって簡単な事なんだ
それは、俺が“世界一の頭脳”の持ち主だからだ…そして当然だが“君も”ね
君は元々、生まれながらにして“IQ380”と言う世界一の頭脳の持ち主なんだ
だがこのメールを打って居る、今の俺はとある事件と遭遇して、その事件を調べる為に、俺は今、“Memory社”と言う会社にハッキングをしているんだ。
その事件とは、恐らく、“人の記憶に関係している”と俺は睨んでる。
だから、もし、俺のハッキングがその会社にバレたりしたら、恐らく、俺自身の“命が消される”か、善くても“記憶が消される”そのどちらかだと思う。
そして、今の君がこのメールを見ていると言う事は…即ち、俺の身に何かが起きて、“俺の記憶が消された”っと言うこと。
だが、君は既に“君自身の記憶”を操られて居るだろうから覚えては居ないのも無理はない…
そして、君の記憶が消されていると言う事は、恐らく…君に限らず、少なくとも“君に関係の有る人々全て”…下手したら、もう既に“世界中の人々”の人の記憶が、一人の男の手に寄って支配されて居るだろう。
返事のメールを食い入る様にして読む茂。
返信メールの内容〔ありがとう。
君がこのメールを読んで居ると言う事は、少しは俺の事を信じてくれた訳だ
なら、俺も君の期待に応えて、このメールの本題に入らせて貰うね。
まず、全てを話す前に君に覚えて置いて貰いたい事が有る。
それは…これから君が読むであろう、このメールの内容は全て“このメールを打つ俺”からしたら“未来”の話し
そして、“このメールを読む君”からしたら“もう現実で起きている事”だと言う事
これは今から君が、このメールを読むに当たって、大前提として覚えて置いて欲しい。
だが、勘違いしないで貰いたい事が有る。
それは、俺は決して“未来を予知”出来る“預言者”では無いと言う事
でも、俺にはこれから起こる出来事を“緻密な計算”から導き出す事が出来る
それは何故か…
恐らく君はそう思ってるだろうが、そんな事は俺にとって簡単な事なんだ
それは、俺が“世界一の頭脳”の持ち主だからだ…そして当然だが“君も”ね
君は元々、生まれながらにして“IQ380”と言う世界一の頭脳の持ち主なんだ
だがこのメールを打って居る、今の俺はとある事件と遭遇して、その事件を調べる為に、俺は今、“Memory社”と言う会社にハッキングをしているんだ。
その事件とは、恐らく、“人の記憶に関係している”と俺は睨んでる。
だから、もし、俺のハッキングがその会社にバレたりしたら、恐らく、俺自身の“命が消される”か、善くても“記憶が消される”そのどちらかだと思う。
そして、今の君がこのメールを見ていると言う事は…即ち、俺の身に何かが起きて、“俺の記憶が消された”っと言うこと。
だが、君は既に“君自身の記憶”を操られて居るだろうから覚えては居ないのも無理はない…
そして、君の記憶が消されていると言う事は、恐らく…君に限らず、少なくとも“君に関係の有る人々全て”…下手したら、もう既に“世界中の人々”の人の記憶が、一人の男の手に寄って支配されて居るだろう。