『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
茂[少年]『実際、“今”だって俺の記憶を見ている神道は、俺達が身動き取れないのを知ってるからこそ何もして来ないだけでしょ?』
茂[少年]『そんな俺が、神道にばれずに、Memory社にハッキングなんて、無理があるんじゃない?』
茂[少年]『むしろ、俺より、Shelling自身だけでハッキングした方が、やりやすいと思うんだけど…』
茂は自分疑問を全て、Shellingに問い掛けた。
するとShellingがその問いに答えた。
Shelling『確かに、ハッキング“だけ”なら断然僕だけの方が都合が良いね…』
Shelling『でも、君も知っての通り、僕には“実体”が無いからね、君の脳に仕込まれたチップは実際にある“実体”なんだよ、つまり、“物理的”な物…』
Shelling『そして、その“物理的”な物を取出したり、破壊するのはやっぱり、“実体”を持つ者達、つまり“君自身”じゃないと、道正も無ないんだよ。』
Shelling『ただ、君の提示した問題点は解決しなければいけないね』
茂[少年]『解決する方法があるの?』
Shelling『あぁその解決方なら、既に僕が用意しておいたよ』
茂[少年]『えじゃあその解決方って何?』
Shelling『それは君には言えないな』
茂[少年]『どう言う事?』
茂[少年]『ちゃんと“話して”貰わないと、分からないじゃん。』
Shelling『だから、今、その作戦を君に話したら、“神道”にも伝わっちゃうだろ?』
Shelling『君にチップが仕込まれている今は、君が“見た事”や“聴いた事”は全て神道に伝わっちゃうんだから』
茂[少年]『え?じゃあどうするの?』
茂[少年]『“見たり”“聴いたり”がダメって事は、こうやって君と“話す事”も“メール”も無理って事でしょ?』
茂[少年]『あ分かった』
茂[少年]『俺とShellingにしか通じない合図でも作るんだ』
茂[少年]『ねそうでしょ?』
Shelling『まぁ…そうっちゃそうなんだけど、僕は君の“目”も“耳”も使わないで済む方法で、君に僕の作戦を教えるよ』
茂[少年]『そんな俺が、神道にばれずに、Memory社にハッキングなんて、無理があるんじゃない?』
茂[少年]『むしろ、俺より、Shelling自身だけでハッキングした方が、やりやすいと思うんだけど…』
茂は自分疑問を全て、Shellingに問い掛けた。
するとShellingがその問いに答えた。
Shelling『確かに、ハッキング“だけ”なら断然僕だけの方が都合が良いね…』
Shelling『でも、君も知っての通り、僕には“実体”が無いからね、君の脳に仕込まれたチップは実際にある“実体”なんだよ、つまり、“物理的”な物…』
Shelling『そして、その“物理的”な物を取出したり、破壊するのはやっぱり、“実体”を持つ者達、つまり“君自身”じゃないと、道正も無ないんだよ。』
Shelling『ただ、君の提示した問題点は解決しなければいけないね』
茂[少年]『解決する方法があるの?』
Shelling『あぁその解決方なら、既に僕が用意しておいたよ』
茂[少年]『えじゃあその解決方って何?』
Shelling『それは君には言えないな』
茂[少年]『どう言う事?』
茂[少年]『ちゃんと“話して”貰わないと、分からないじゃん。』
Shelling『だから、今、その作戦を君に話したら、“神道”にも伝わっちゃうだろ?』
Shelling『君にチップが仕込まれている今は、君が“見た事”や“聴いた事”は全て神道に伝わっちゃうんだから』
茂[少年]『え?じゃあどうするの?』
茂[少年]『“見たり”“聴いたり”がダメって事は、こうやって君と“話す事”も“メール”も無理って事でしょ?』
茂[少年]『あ分かった』
茂[少年]『俺とShellingにしか通じない合図でも作るんだ』
茂[少年]『ねそうでしょ?』
Shelling『まぁ…そうっちゃそうなんだけど、僕は君の“目”も“耳”も使わないで済む方法で、君に僕の作戦を教えるよ』