『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
茂[少年]『え俺の“目”も“耳”も使わずに?…』

茂[少年]『まさか、“テレパシー”ってんじゃ無いよね(笑)』


Shelling『まさか流石にいくら僕でもテレパシーは使えないよ。』


Shelling『まぁ神道をギャフンと言わせる魔法には代わり無いけどね』


Shelling『まぁ、その作戦の為に、まずはこれを君に覚えて貰わなきゃね』


ウィーンピーーィ


茂のパソコンに接続されているプリンターから一枚の紙が出て来た。


それを手に取る茂。



茂[少年]『そっかこの手があったのかこれなら、俺の“目”や“耳”は使わずに済むな』


茂[少年]『やっぱ、Shellingお前は凄げぇよ』


Shelling『でしょ』


Shelling『あとは、君が明日の朝までに、それをマスターすれば良いだけ』


茂[少年]『明日の朝…覚えれるかなぁ?(苦笑い)』

Shelling『その事なら問題無いよ君はIQ.380の天才なんだから僕の計算では2時間と53分でマスター出来るよ(笑)』


Shellingはふざけた表情で茂にそう言った。



茂[少年]『“2時間と53分”?…』


考える茂。


そして、茂はShellingに苦笑いでこう言った。


茂[少年]『“2時間と53分”って……Shelling、それって皮肉?…』


Shelling『さぁ〜ね』


Shellingは笑いながらそう答えた。


Shelling『でも、まぁ実際君なら、もっと速く覚えられるんじゃない』
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