『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
第21章『最終章』
第1節『GAME OVER』
茂は神道に全てを明かし、時は、現在に戻る。
―Memory社―
神道に銃を突き付ける茂と滝沢。
神道『………そう言う事だったのか…』
神道は、茂達の話しを聴き、納得するかの様に言った。
神道『そして、君と行動を別にしていた“本物”の滝沢君が、君のノートパソコンを使い、私から“飛車”を奪ったっと言うことか?』
すると、その神道の問いに茂が答えた。
茂『いや、アンタの飛車は既に奪ってある。』
茂『俺が滝沢にやらせていたのは、アンタの飛車を“壊す”事だ』
神道『………』
茂『アンタの能力は既に、アンタの“意思”じゃ使えない』
茂『滝沢がアンタの後ろを奪うまでは、アンタを油断させる為に、アンタの能力は使える様にしてあっただけ。』
茂『つまり、アンタはもう、記憶を操作出来ず、生き返る事も出来ない。』
その茂の言葉を聴き、突如笑い出す神道。
神道『フハッハッハハ。』
茂『何が可笑しい』
神道『“これで”私の動きを“封じた”とでも言いたいのかね?』
神道『じゃあ聴こう』
神道『君達は今、私の動きを封じる事が出来た“今”』
神道『一体、私をどうする気かね?』
神道『私のコンピューターを破壊してしまった“今”君達はどうやって、世界中の人々の記憶を元に戻すつもりかね?』
神道『確かに君はShellingと言うパソコンを使い、私の研究のデータをコピーしたかも知れない。』
神道『しかし、そのShellingはもう居ない』
神道『しかも、仮に、Shellingが在ったとしても、世界中の人々の中に埋め込まれているチップは“私のコンピューターから”しか新しい記憶を受信しない』
神道『勿論、元に戻す事もね。』
―Memory社―
神道に銃を突き付ける茂と滝沢。
神道『………そう言う事だったのか…』
神道は、茂達の話しを聴き、納得するかの様に言った。
神道『そして、君と行動を別にしていた“本物”の滝沢君が、君のノートパソコンを使い、私から“飛車”を奪ったっと言うことか?』
すると、その神道の問いに茂が答えた。
茂『いや、アンタの飛車は既に奪ってある。』
茂『俺が滝沢にやらせていたのは、アンタの飛車を“壊す”事だ』
神道『………』
茂『アンタの能力は既に、アンタの“意思”じゃ使えない』
茂『滝沢がアンタの後ろを奪うまでは、アンタを油断させる為に、アンタの能力は使える様にしてあっただけ。』
茂『つまり、アンタはもう、記憶を操作出来ず、生き返る事も出来ない。』
その茂の言葉を聴き、突如笑い出す神道。
神道『フハッハッハハ。』
茂『何が可笑しい』
神道『“これで”私の動きを“封じた”とでも言いたいのかね?』
神道『じゃあ聴こう』
神道『君達は今、私の動きを封じる事が出来た“今”』
神道『一体、私をどうする気かね?』
神道『私のコンピューターを破壊してしまった“今”君達はどうやって、世界中の人々の記憶を元に戻すつもりかね?』
神道『確かに君はShellingと言うパソコンを使い、私の研究のデータをコピーしたかも知れない。』
神道『しかし、そのShellingはもう居ない』
神道『しかも、仮に、Shellingが在ったとしても、世界中の人々の中に埋め込まれているチップは“私のコンピューターから”しか新しい記憶を受信しない』
神道『勿論、元に戻す事もね。』