『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
第10章『Memory社…』
社長室の扉をノックする音『コンコン』
総取締役『入れ。』
秘書『失礼します。』
秘書と滝沢達が社長室に入る。
秘書『先程のお客様をお連れいたしました。』
総取締役『ご苦労。』
秘書『それでは、私はこれで、失礼します。』
秘書が部屋から出ようとする。
総取締役『あ〜待ちたまえ、今、会社に居る全社員に伝えてくれ』
総取締役『今日はもう仕事は終わりだ。悪いが、皆には今すぐに帰って貰いたい。』
秘書『“今すぐに”ですか?』
総取締役『あぁ、悪いがね大切な用事が有るんだ…だから、頼むよ。』
秘書『畏まりました。社長がそこまでおっしゃるなら、社員には私から伝えておきます。』
総取締役『すまないね。』
秘書『いいえ。とんでもございません。』
秘書『それでは、私はこれで失礼致します。』
秘書がお辞儀をしながら、部屋を出る。
滝沢&茂『………』
総取締役『取り敢えず……“久しぶり”だね、滝沢君。』
滝沢(え)
滝沢『おじさん、俺はあんたなんかと会うのは初めてだけど』
総取締役『ふ〜…“おじさん”は認めるけど、“あんた”は無いんじゃないかな?救世主君』
滝沢『あんたも俺の“秘密”を知ってるんだ〜。』
総取締役『責めて、名前で呼んでくれると、嬉しいんだがね〜…』
総取締役『私の名前は、“新道明”だ。』
滝沢(シンドウ、アキラ…)
新道『これから一緒に“大儀”を行う仲間なんだから、名前くらいは覚えてくれよ』
滝沢(大儀仲間)
滝沢『あんたの名前が新道さんって事は分かったよ。でも、“一緒に大儀を行う”とか、仲間とか意味分からないんだけど』
新道(…)
新道『それもそうだな』
新道『私も、君に、私がこれから起こそうとしている“革命”の事を、ちゃんと“理解”した上で、“協力”を願いたいんだ。』
新道『私が言うより、見てもらった方が速いかも知れんな…』
滝沢(見てもらう?…)
新道『二人共付いて来たまえ。』
総取締役『入れ。』
秘書『失礼します。』
秘書と滝沢達が社長室に入る。
秘書『先程のお客様をお連れいたしました。』
総取締役『ご苦労。』
秘書『それでは、私はこれで、失礼します。』
秘書が部屋から出ようとする。
総取締役『あ〜待ちたまえ、今、会社に居る全社員に伝えてくれ』
総取締役『今日はもう仕事は終わりだ。悪いが、皆には今すぐに帰って貰いたい。』
秘書『“今すぐに”ですか?』
総取締役『あぁ、悪いがね大切な用事が有るんだ…だから、頼むよ。』
秘書『畏まりました。社長がそこまでおっしゃるなら、社員には私から伝えておきます。』
総取締役『すまないね。』
秘書『いいえ。とんでもございません。』
秘書『それでは、私はこれで失礼致します。』
秘書がお辞儀をしながら、部屋を出る。
滝沢&茂『………』
総取締役『取り敢えず……“久しぶり”だね、滝沢君。』
滝沢(え)
滝沢『おじさん、俺はあんたなんかと会うのは初めてだけど』
総取締役『ふ〜…“おじさん”は認めるけど、“あんた”は無いんじゃないかな?救世主君』
滝沢『あんたも俺の“秘密”を知ってるんだ〜。』
総取締役『責めて、名前で呼んでくれると、嬉しいんだがね〜…』
総取締役『私の名前は、“新道明”だ。』
滝沢(シンドウ、アキラ…)
新道『これから一緒に“大儀”を行う仲間なんだから、名前くらいは覚えてくれよ』
滝沢(大儀仲間)
滝沢『あんたの名前が新道さんって事は分かったよ。でも、“一緒に大儀を行う”とか、仲間とか意味分からないんだけど』
新道(…)
新道『それもそうだな』
新道『私も、君に、私がこれから起こそうとしている“革命”の事を、ちゃんと“理解”した上で、“協力”を願いたいんだ。』
新道『私が言うより、見てもらった方が速いかも知れんな…』
滝沢(見てもらう?…)
新道『二人共付いて来たまえ。』