『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
新道を眩しい光が包み込み、新道が気が付くと、なんと、新道は見覚えのある場所に移動していた…


辺りを見渡す新道。


新道[昔](こ、ここは…)

新道[昔]『建物は崩壊して居ないけど…』


見覚えの有る街、それはまさに地球だった


街の中の大型モニター『それでは、次のニュースです。』


ニュースキャスター『本日はあの第三次世界大戦の終戦から300年歴史に詳しい大学教授があの日について……』



新道[昔](え?終戦?300年?)


新道は通りすがりの人に話をかけた。


新道[昔]『あの〜すみません、失礼ですが、今日は何年何月ですか?』


通行人『はぁ?2313年の1月10日だけど?』


新道[昔]『あ、ありがとうございます。』


新道[昔](どう言う事だ?移動したのは、場所だけじゃなく、時間もだったのか?)

新道[昔](確か、あの戦争の原因になった一発のミサイルが撃たれたのは2012年12月21日だったから…戦争は2013年1月10日までだったのか…)



新道『私はこの自分が居た時代から300年後の時代に飛ばされたが、戦争が無い事を知った私は、咲を蘇えらす事を何よりも優先した。』


新道『月日は流れ、私はとうとう、咲を生き返らせる研究を完成させた。』


滝沢『咲さんは本当に蘇えったのか?』


新道『あぁ、その通だ。私は、もう一度、咲をこの手で抱ける事は出来た。だが…』


新道は巨大なガラスで出来た筒状の入れ物を見つめていた。


巨大なコンピューターを操作する新道。


新道[昔]『もう少し、もう少しだぞ…咲…』
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