君に秘密の恋
元々、口数の少ない健一とは、あまり会話が成り立たない。
だけど…
今日は珍しく会話が続いて、慣れない雰囲気がくすぐったかったけど、本当に嬉しかった。
「来年は受験かぁ……」
ふと呟かれた健一の言葉が、すごくリアルに感じた。
彼と話せる事に幸せを感じていたのに、急に現実に引き戻されてしまう。
「お前、進路どうすんの?」
「一応、進学はするつもりだけど……」
まだハッキリとは決めていないあたしは、控えめに答えた。
だけど…
今日は珍しく会話が続いて、慣れない雰囲気がくすぐったかったけど、本当に嬉しかった。
「来年は受験かぁ……」
ふと呟かれた健一の言葉が、すごくリアルに感じた。
彼と話せる事に幸せを感じていたのに、急に現実に引き戻されてしまう。
「お前、進路どうすんの?」
「一応、進学はするつもりだけど……」
まだハッキリとは決めていないあたしは、控えめに答えた。