恋色模様
告白タイム
図書室
「なんで図書室なの?」
「人いないかなーと思って」
「まぁねぇ……」
「私さ……陽向が好きかも…」
「なに、かもって(笑)」
「だっ…だって告白…したことないもん……
けどね、陽向にはずっと私の隣にいてほしいの。ずっ……と」
私は顔が赤くなるに同時に目頭が熱くなる。
「なに泣いてんの。俺ら両思いなんだよ?」
「うんっ……」
すると………
ふわっ
「!!!!」
「泣かないの」
陽向は私を抱きしめ、静かに頭をなでた。
「好きだよ…麗…」
陽向が体を引き離そうとした。
「ダメッッ!!!」